S8 最終2110構築 マンダハッサム軸サイクルスタン
シングルレートシーズン8において、最高最終レート2110を達成した構築です。
・PTメンバー
・PTコンセプト
ラティハッサムが強いならマンダハッサムも強いんじゃね?という小学生並みの発想に基づいて作られた構築です。マンダの高数値を押し付けつつ、無理な相手は裏のライコウやハッサムをクッションにし、蜻蛉ルチェンでサイクルを有利に進めます。軸の詳細は「マンダハッサム(妄想)」の記事を参照。
・個別解説
ボーマンダ@ナイト うっかりや
実数値(メガ後):171-167-150-187-100-172
すてみ/大文字/ハイボ/流星群
ダメージ目安
大文字+流星群でH振りサンダーが確定
ハイボ+流星群でH振りFCロトムが確定
A194メガガルの猫+すてみを威嚇込確定耐え
このPTの表エースと言える存在。特にバシャ軸に対しては圧倒的な制圧力を誇ります。ハイボとすてみタックルが両方搭載されているボーマンダは少し珍しいかもしれませんが、流星群の後に出てくるリザードンやウルガモスに撃ったり、受けループのような並びに強くなれるので、かなり有用でした。もちろん地震が欲しくなる場面もありましたが、ヒードランはマンダを見たら引いてくれるので致命的になることは少ないです。選出画面での圧力が大きいため選出誘導の役割も大きいのですが、そのせいで下手に選出すると敗因になります。
ハッサム@ゴツメ 腕白
実数値:177-150-167-x-101-85
羽休め/バレパン/毒々/蜻蛉
ダメージ目安
A200ガブの地震が確定三発
マンダとの相性補完に優れ、削りも行えるクッション役。蜻蛉によるサイクル性能が非常に優秀な上に、襷まで削ったゲンガーやゲッコウガの処理までできる仕事人です。毒の入らない耐久ポケであることも長所の一つで、相手の選出によってはハッサムによる詰ましが勝ち筋になることもあります。若干数値が足りないことと、羽or蜻orバレパンの択が多くなりがちなのが悩ましいところ。
ライコウ@こだわり眼鏡 臆病
実数値:165-x-95-167-120-183(実際の個体とは異なります)
十万/めざ氷/ボルチェン/シャドボ
マンダが表エースならこのポケモンは裏エース。マンダが誘うボルトスイクンのような並びに十万を一貫させれば勝ちがすぐ見えます。後出しされやすいマンムーもシャドボで確定二発なので、こいつ一匹で相手PTを壊滅させることも少なくありません。初手に出てくる襷凍風ゲンガーは、ライコウを合わせてボルチェン→ハッサムかマリルリに繋いで処理をしていました。
ランドロス@スカーフ 意地
実数値:165-216-110-x-100-143
地震/エッジ/蜻蛉/叩き
重いゲッコウガや単電気を無理やり処理すると共に、マンダが勝てないドランを選出させないための駒。マンダと氷4倍が被るので同時選出がしづらい、、地面の一貫を取らせてくれる相手はまずいない、と使いづらさが目立ちました。苦し紛れの補完なので選出したときは負けることが多かったです。改良するならこの枠。
マリルリ@チョッキ 意地
実数値:207-112-100-x-101-70
滝登り/じゃれつく/アクジェ/叩き
ダメージ目安
叩き+アクジェでH振りメガゲンガーが確定
叩き+滝登り×2でH振りポリ2が確定
マンダで対処できない炎を倒したり、輝石を叩いたりと器用な立ち回りができる補完枠兼PTのアイドル。チョッキを持つことでポリ2に投げやすくなったり、ステロ+ウルガモスの舞ギガドレを耐えたりできます。バナが少なかったので動きやすいポケモンでした。
ゲンガー@ナイト 臆病
実数値(メガ後):159-x-100-199-115-200
祟り目/鬼火/ヘド爆/身代わり
今では珍しい?鬼火祟り目ゲンガー。巷では素催眠ゲンガーが流行っていますが、初手のマンムーやクチートを狩るために鬼火が必須です。クチートとの択や電磁波避けのために身代わりを入れましたが、使う場面は多くなかったため他の技でもよかったかもしれません。マンダがいるせいか、襷読みの行動をされることが多々ありました。
・体感選出率
低レート時:ハッサム>マンダ=ライコウ>>マリルリ>ゲンガー>>ランドロス
高レート時:ライコウ>>マリルリ≥ハッサム≥ゲンガー≥マンダ>ランドロス
レート帯が上がるにつれてマンダが出しにくくなり、ライコウとマリルリが刺さっていた印象です。
・きついポケモンと並び
ポリ2+メガクチート
トリルを最大活用されたらまず勝てないので、マリルリを駆使してなんとかトリルを防ぎ、ゲンガーで択勝ちするしかありません。
両刀ガルーラ
ゲンガーを選出していれば何とかなりますが、マンダハッサム軸で出していた場合は無理です。
対面で勝てるのがマリルリだけ(しかも択当て前提)です。見たらマリルリかランドは絶対選出。
明確な対策がないため、突破には運が必要です。削れたマンダ+ほぼ無傷のマリルリとランドが三タテされて2100を阻止された時はため息しか出ませんでした。
竜舞雷PリザX
対戦ありがとうございました。
・あとがき
S8はレートがインフレしていたため、2100を超えても正直微妙です。構築自体はかなり強いと思うので、壁を感じるまではこの構築を回すと思います。私も2200に乗せたかったですが、2110になったのが最終日の午前3時だったので諦めました。
質問、改良案等ありましたらコメントにてお願いします